ニューロダイバーシティ児(ND児)育てに、ポルターガイストはつきものです。
今回は、「なぜか家が壊れる」ポルターガイストの対処法についてお話しします。
なぜか気づくと家が壊れている、不思議なポルターガイスト現象にお困りの方いらっしゃいますか?
はーい??♀️
お疲れさまです。。。
とりあえず、無言で抱き合いましょうか?
(つ´ω`*)´д`*C)ガシッ
家関係は、心のダメージ大きいですよね?
でも、全ては過程だから、学んでいく上で、コラテラルダメージはどうしても避けられないと思って、そこは達観するしかないんですよね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
せっかく壊したんだから(?)
学ぶべきものを、しっかり学んでもらって、
ハッピーに過ごせるよう、お家を直しましょう?
私の対処法:しばらく置いておいて、自分で直す(DIY)
私の場合、下記のピンク欄にリストした目的を果たせる解決プロセスにしたいと思って試行錯誤しました。結果的にたどり着いた今のプロセスは、
まず1ヶ月くらい壊れたまま置いておく⇨一緒に補修する
というプロセスです。
今のプロセスが、我が家ではうまくいっていて、段々と物にあたることが減ってきました。思春期真っ只中の今ですが、私の中では「平和だわ〜♪」と感じられる程度(月2〜3回小物が壊れる程度)に落ち着いています。☜定型児ママが聞いたら「は?」だと思いますが、私の中で、これは喜ばしい平和な状態です?
とりあえず20歳くらいまでは、リフォームは外注せず、自分達でちまちまDIY補修をやっていこうと思っています。
虚無感を知らしめる
すぐ業者さんにお願いして、数時間できれいに直ってしまったら、ラッキーと味を占めて抑止力になりません?♀️
そのまま1ヶ月くらいは放置しておきましょう。
その間にまたどうせ癇癪が起きますよね(達観)
その時に傷ついた壁・床・扉が視界に入れば
- あぁ、前と同じことをやっても意味がないよな
- 自分が損するだけだ
- 怒りもおさまらないし、何の意味もなく、物が壊れるだけだ
- 虚無
そういう感情を一瞬でも感じてくれたら、気づきにつながります。
気づきにつながる教材は、そのまま置いておいた方がいいと私は思いました。
そして本人が虚無ってそうなタイミングで
「どうしようもないところもあるのだと思うけど、やっぱり虚無だよね。誰も幸せにならないよね。なくなるといいよね」
と振り返りを手助けする言葉がけをすることにしています。
罪悪感を知らしめる
放置している期間中、
あーあ、この床の傷えぐれちゃってるね・・・。
犬がつまづいちゃうかもしれないね・・・?
気に入ってたのになぁ・・・?
など、本人の行動自体には触れず、結果的に今ある事実(傷ついた床等)について、悲しそうにします。
やりすぎると反発して逆効果になることもあり得るので、ちょうどいい塩梅を目指して、ここはもう、女優に成り切ってください。
いくらかかるのか、実費を突きつけて、相場感覚を伝える
DIY補修にかかる費用については、私もあまり詳しくありませんでした。
なので、「この際一緒に学びましょう」と、調べて知った金額を本人と共有し、「あなたのアクションのダメージ回復には、これだけのお金がかかる」という当事者意識を持ってもらおうと考えました。
自立した時に、自分で対処できることは多ければ多いほどいいし。
「業者さんにお願いしたら、◯万だって?」
「そんなお金払えないし、、、自分で材料を買ってやるしかないね?」
「材料費だけでも○円。たかっ。今月モヤシ多くするしかないわ?」
「中国製の安いので一回やってみようか?」
このような形で、当事者感覚を持ってもらうことを意識してます(なかなかビシッとは伝わっていないのだけどね)
罪悪感の圧を感じてくれたのか、扉の補修に関しては、本人が自主的に、自分の口座から一部拠出しました?
作業を手伝わせ、現実への対処方法を学ばせる(抑止力期待と職業訓練)
DIYは、時間がかかる作業です。
私たち親子の作業速度(負担割合9:1??)だと、
一面の床材を貼るのにも数日、
一つの壁に壁紙シールを貼るのは1日
かかります。
材料を選んで、購入して、無駄にならないように作業をして、片付ける、これはもう仕事の領域です。やりながら、これは
職業訓練になるかも?
と思いました。
危なっかしいND児の将来設計。できるかもしれない仕事のオプションはできる限り増やしておいた方がいい。
そういう意味でも、この作業はかなりメリットが多いと思います。
また、自分で補修したところは「壊すのもったいない」と意識が働くのか、二度と傷つかなくなるので、そういう意味でも良い効果があります。
お子さんが全力拒否したら難しいし結局学べないので撤退した方がいいですが、もし受け入れる様子だったら、とてもおすすめです❣️
ストレス・コーピング(ガス抜き)への誘導
怒り・癇癪のコントロールは難易度がとても高いです。すぐには身につかない。ほんの少しずつ少しずつ成長していけたらいいな。そういう長い目線が必要ですよね?
破壊現象が起こって、落ち着いたら、私はまず
私は荒れ狂う空気の中で暮らしたくない!
穏やかに暮らしたいし、そうする権利がある!
一緒に暮らしていくためには、自分でコントロールする術を身につけていってくれないと困ります!
というメッセージを伝えます。
なぜストレスコーピングが必要なのか、そこが理解できないと、自分で考えていかないからです。
ストレス対応力を上げる方法を、いろいろ試します。
落ち着いたら、一緒に修繕します。
まとめ目次:ニューロダイバーシティ親サバイバルの心得
そんなニューロダイバーシティ親のサバイバルに必要な心得、私の知っている範囲で全て書き綴っていきたいと思っています。
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